およそ3週間ぶりの登園です。
3週間前、なんか娘の目がちょっと赤くて腫れぼったいなあ…と思って眼科に出かけたところ、「ウィルス性結膜炎です、登園はしばらく控えてください。」とまさかの登園禁止。
非常に感染力が強く、手洗い・消毒、洗濯の別、湯船禁止と、いきなり闘病生活になりました。
娘の左目は見る見るうちに腫れて、翌日には目が開かなくなってしまいました。
目やにも尋常じゃない量が出て、3~5分おきに目やにをとる作業をしなければならず、しかも目ヤニで感染するので、常に殺菌消毒。0歳9か月の下の子にうつったら…自分にうつったら…と思うと恐ろしく、もう狂ったように消毒です。目やにのついたものは布団からタオルから、服も全部別に洗うため一日中洗濯機が回っていました。
本来ならTOEICの試験前なので勉強したいところでしたが、もう勉強どころか、ご飯を作る暇もほとんどない状態でした。
お岩さんのような大きく腫れた左目は、本当に不憫で
本人も「お顔が変わっちゃったね・・・、これじゃおばあちゃんが来たらビックリしちゃうね…」なんていうのでとてもつらかったです。
病院にいくため外に出ても、小さな子に後ろ指さされたり、まるで殴られたようにみえるため、何人もの人に二度見されました。
これで右目にもうつったら、目も当てられないと思い、右目にも目やにがつかないようにしていましたが、横向きに寝ることが多い子なので、目やにの涙がたびたび右目の直前まで流れており、朝祈りながら目やにをとったものです。
2日目、3日目には発熱し、ここ最近のなかではもっとも過酷な状態でした。
夫は真夜中まで仕事、土日もあまり家にいず、私自身の体調不良もあって、私の精神も崩壊しそうでした。でも母や弟夫婦が感染のリスクがあるにもかかわらず助けに来てくれて助かりました。本当に感謝してます。
こんなにメジャーな目の病気にも関わらず、特効薬はないウィルス性結膜炎。
ひどいと眼球にも支障が出るとのことで、よ目薬を差さなければなりませんでしたが、この目薬もまた痛いらしく、泣かせながら目薬を差しました。
結局は目を開けてさすというやり方をやめて、目をつぶり眼がしらにさしてティッシュで押さえて少しでも目に入れるという方法をとりました。
発症から1週間後お医者さんの診断では、重度の結膜炎ですと言われました。1週間たって、よくやく目やには1時間おきにとるくらいですんでいましたが、朝起きてかっぴかっぴの目やにをとるのには20分ぐらいかけていました。それでも目は少しだけ開くようになり、痛みも引いたようでだんだんと元気を取り戻してきました。保育園のみんなにも会いたいというようになりました。
また幸い眼球にも影響なく、先生には家族にうつってないことも奇跡だと言われました。
(そりゃあ、死にもの狂いですからね、こっちは…)
発症から2週間後、目が普通に開くようになり目やにも通常の量になってきました。
俄然元気いっぱいで誰もいない公園をめぐる日々。それでも目は充血し、まぶたの裏は真っ赤。
眼科の先生から「やっと通常の結膜炎になりました。」とのお達し。よほどのレベルだったようです。
そして、先週末充血が治ったところで、についに登園許可が出ました。あとから眼球に影響が出ることもあるとのことで、目薬点眼はしばらく続行ですが感染のリスクはほとんどないとの嬉しいお言葉!
昨日は久々の湯船に家族でつかり、このなんでもない日常に感謝しました。
育休中で、そして年末ではなく本当に助かりました。(TOEICもなんとか受けられました…)
病気を持つお子さんのママの気持ちがよくわかりました。
最後に、結膜炎になって、家族にうつさずにすんだポイントだけまとめます。
またいつなるかわからないですからね…
・目やには目の周りを拭いてもよいウェット脱脂綿か赤ちゃん用脱脂綿を使う(目の周りの炎症防止)
・何があっても自分の目はこすらない
・消毒液を各所に設置する。3本+外出用のものがるとよい
・目やに拭き用あとのティッシュや脱脂綿用ゴミ袋を用意する
・洗濯は別にする、高温で回す乾燥機を使えるならなおベター
・患者用のシーツやまくらカバーを用意する
・目やにを拭いたタオルは洗って電子レンジでチンして殺菌する
なんとかよいクリスマスが迎えられそうです!