2015年3月18日水曜日

生後2週間 ゆとりがあるほどわが子はかわいい


生まれてから2週間が経ちました。
実家に戻って1週間。お姉ちゃんとおじいちゃん、おばあちゃんと私とでの暮らしです。

流れもやることも一人目を産んだ時と一緒ですが、心の持ちようが前回とは全然違います。


とにかく、心に余裕があります。
それは入院時からそうでした。

3年ほど前の入院中は昼夜問わず2時間ごとに授乳に呼ばれて新生児室に行っていたのですが、乳頭は切れ、乳腺はつまり、痛くて痛くて泣きながらの授乳。1時間半新生児室滞在もざら。

そんなわけで病室に戻ると同時に屍と化し、糸が切れたようにベッドに倒れ込む。30分後にまた呼ばれる…これぞデスマーチ。今思い出しただけでも恐ろしいそんな入院生活でした。

しかし今回は毎度20分授乳完了。幸い、あまりぎゃん泣きもしないおとなしい我が子は、まわりの大泣き大合唱も、ものともせず飲んだら即寝の手間いらず。

おかげで授乳以外は1,2時間はフリータイム。乳も張るものの、前回と違い一度開通しているので、熱が出るほどの辛さはありません。

前回の入院生活では考えられないくらい娯楽を楽しみました。
ここぞとばかりに本を読んだり、テレビをみたり、映画見たり、ゲームしたり。

前回散々泣かされた経験は今回大いに役に立ち、随分と余裕でした。


余裕が出てくると、まだおっぱいを飲むだけしかできないこの小さな赤ちゃんが、とってもかわいらしくてずっと見ていたくなりました。

新生児ってこんなかわいかったっけ?と思ってしまうほどです。

残念ながら長女の時には、この時分、正直心の底からかわいいとは思えませんでした。
本当にかわいいと思えてきたのは授乳のリズムが整い、乳の痛みが半減し、子育てに慣れてきた2か月の頃からです。写真も2か月過ぎるまで今ほど撮れなかったのは、心に余裕がなかったからです。

赤ちゃんに虐待をしてしまう母親がニュースに取り上げられている昨今、その原因はおそらく、わが子をかわいいと思えないからに違いありません。かわいいと思えるようになるには、心の余裕が必要なのです。

余裕を得るには、ママに対するケア体制が整っていることと、生まれた後のことを事前に予習しておくこと、あとは経験です。

心の余裕は大事だと実感しています。

その代わりと言ってはなんですが、2人目の子育てには1人目にはなかった別のハードルがあります。
それは上の子のお世話。

産後はホルモンバランスが崩れて、情緒不安定だと言いますが、まさに今の私がそうです。
何でもないことでイライラ、すぐ涙が出てしまい、自分ではどうしようもありません。
3歳間近のいやいや期まっただ中の長女に、私もつい反抗。

かわいい上の子にうーん!かわいくない!とつい思ってしまうこともしばしばです。

その上外出もできないので、ストレスはたまるいっぽう・・

このあたりは、今一緒にいてくれる父と母に助けてもらい、なんとか乗り切りたいところです。








生まれました!




2015年3月4日昼の12時に次女が誕生しました。体重は2800グラムちょうど。
38週6日らしい大きさで、出てきた瞬間、私出てきたよとばかりに大きな声で泣いていました。

今回も前回同様に帝王切開。
卵巣嚢腫の手術を含めると、腹を切るのは3回目。緊張はするものの、流れはもうわかっているので冷静を保つことができました。今回も絶食1日半以上は辛かったですが。

手術の間は好きな音楽を流していいので、今回は大好きな大河ドラマの音楽を詰め合わせてBGMに。

この子の入場曲?登場曲は大好きな昨年の大河ドラマ、軍師官兵衛のテーマでした。

前回のように傷の癒着なく、子宮もきれいだということで、次の子もいけますよ、なんて先生の言葉。今は次なんて考えられませんが、チャンスがあるのはよいことです。

この手術で一番の恐れていたことは当日夜の傷の痛み。

前回は死ぬほど辛くて、痛いよーと泣きながら朝を迎え、、、もう思い出しただけでも身震いものでした。

でも今回は予想外!2時間くらい寝られるくらいの痛みでした。(痛いは痛いのですが)尿管の辛さも、前に比べたら楽!体も含めて経験者。前回のつらいことにも抗体ができたかのようでした。

翌日、前回は1日車椅子で授乳する生活でしたが、今回はというと午後からは点滴、尿管、背中に麻酔管入りながらも歩いて新生児室まで行けました。

亀のような歩みではあるものの、翌日こんなに歩けるなんて自分でもビックリ。やっぱり何もかも、2回目は違うなぁと実感しました。

新生児室にいた次女は、3年前に同じ場所で産んだ長女にそっくりなお顔で、つい長女の名を呼んでしまうほどでした。
頭はさすがに帝王切開。きれいなまんまる。髪型も、うちのDNAデザインは一個しかないのかと思うくらい一緒。目元も旦那寄りの切れ長。
新生児は毎日顔が変わっていくので、この後どう変わるのか楽しみです。

続く